7月を前に、日毎に暑さが増している感じです。心配になってくるのが熱中症で、その予防のためには水分補給が欠かせません。そうした事からもグラスを使用する頻度も増えていると思います。暑ければ暑いほど冷たい飲物が欲しくなり、また美味しいですね。
今日はイッタラのAino Aalto(アイノ・アールト)とKartio(カルティオ)のハイボールを紹介します。
まずイッタラはフィンランドのデザイン企業で、ガラス吹き職人のピーター・マグナス・アブラハムッソンによってガラスメーカーとして、1881年に創業されました。有害な鉛を使わないことで有名です。
1917年にカルフラ・ガラス工場に買い取られ、Karhula-Iittalaとして販売されます。商標が「Iittala」になったのは1950年代からです。ちなみに現在のイッタラのロゴをデザインしたのはティモ・サルパネヴァです。1987年にヌーターヤルヴィ社と合併しています。
アラビア、ハックマン、イッタラ、ボダノバ、ホガナス・ケラミック、ロールストランド、ホヤング・ポラリスがイッタラグループとなっています。

・イッタラ「Aino Aalto ハイボール 330ml」1,470円
アルヴァート・アールトの妻であるアイノ・アールトのシリーズで、1932年にデザインされています。70年以上前のデザインになるのですが、いま見ても古さを感じさせないです。1936年にはミラノ・トリエンナーレで金賞を受賞しています。
透明感が高く、色が美しいところにイッタラらしさを感じます。水紋のような造形がソフトな雰囲気を演出しています。

・イッタラ「Kartio ハイボール 400ml」1,575円
1958年にカイ・フランクがカルティオシリーズとしてデザインしました。カイ・フランクは「フィンランドデザイン界の良心」と呼ばれています。
シンプルな造りだけに率直にグラスの色彩が愉しめ、また飽きが来ないのかもしれません。氷を入れて飲みやすく、今の暑い時季に合っていると思います。
他にタンブラーもあります。

・イッタラ「Aino Aalto タンブラー 220ml」

・イッタラ「Kartio タンブラー 210ml」1,260円
個人的には、どちらかと言えばアイノ・アールトシリーズのほうが優しい雰囲気があって好みです。ただ眺めているだけでも和んできます。これから飲物ををガッツり飲むならカルティオ・ハイボールが向いているでしょうね。どちらも色が美しいので、お水も引き立ててくれそうです。良いグラスを手に入れると、飲むのが楽しくなりますよね。熱中症が心配される今だからこそ、こうしたグラスが買い時かもしれないです。
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なかなか写真では、わからない部分が多いような
気がします。
私は、実際に手に持って、納得しました。
こちらでは、キャンドルを入れたりもしますが、
日本では難しいかな?